徒花は鬼につがう

発行:2018年1月27日

徒花は鬼につがう

高岡ミズミ/著  笠井あゆみ/挿画 

ごく普通の大学生活を送り、ただゲイという性的指向を受け入れられず地味に生きてきた湊。その日、自暴自棄になり初めて訪れたゲイバーで湊の運命は大きく変わる。店を出た直後に意識を失い、目が覚めた時は孤島に拉致されていた。その孤島には人間の体液を食する「鬼」の一族が住んでおり、湊は生贄として連れてこられたのだった。なんとか逃げ出そうとする湊だが、鬼の長・蘇芳を前にするとその美貌にまるで操られるように体を委ねてしまう。しかも湊の血と鬼には深い因縁があるようで──?

定価:630円+税

ISBN:9784796410908

 
桜吹雪は月に舞う

発行:2017年6月28日

桜吹雪は月に舞う

宮緒葵/著  笠井あゆみ/挿画 

高位旗本 統山家の跡取りで永崎奉行・統山鷹文の一人息子・好文は、家出をしてごろつきに狙われた所を、金眼の男に助けられた。異様な存在感を放つその明星という男は一目見て好文に惚れたという。好文を甲斐甲斐しく世話し、甘やかす明星。共に過ごすうちに、愛情だけでなく快感までも与えてくれる男の存在は好文の中で大きくなっていった。しかし明星には、好文の知らない裏の顔があり――?

定価:710円+税

ISBN:9784796410267

 
逢いては染まり

発行:2017年5月27日

逢いては染まり

沙野風結子/著  笠井あゆみ/挿画 

人気アナウンサー・倉科恂のストレス発散方法は、極秘会員制クラブで男を買い、セックスをすること。優しい愛撫なんかいらない、ひどく抱いてほしい――。過去のトラウマから、倉科は乱暴なセックスで精神の安定を保っていた。その危うい秘密はクラブ内で長く守られていたが、ある夜の相手・津雲が仕事帰りの倉科の前に現れる。それから、6歳年下の粗野な男は、ベッドの上でもプライベートでも倉科を翻弄し…!?

定価:630円+税

ISBN:9784796410038

 
視姦に沈む

発行:2016年9月28日

視姦に沈む

沙野風結子/著  笠井あゆみ/挿画 

精神科医の紺野和基は、将来を嘱望される若手国会議員・弥上時澄の担当医となった。原因不明の頭痛と不眠を抱え、どんな治療も効果がなかった弥上だが、和基のもとで症状は改善されていく。そうして治療を進めるなか、二人は惹かれ合い結ばれた。しかし、ある日を境に紳士的で優しかった弥上の人格が変わってしまう。和基の自由を奪いひどく蹂躙するようになった弥上は、本来の姿に戻ったと言う。非情な扱いを受けながらも、和基は弥上への恋情を捨てきれず――。

定価:620円+税

ISBN:9784796409223

 
淫紋の贄

発行:2016年8月27日

淫紋の贄

和泉桂/著  笠井あゆみ/挿画 

破壊や殺戮を請け負う外法使いが集う村で、巫として暮らす時雨。お方様の命で高名な咒禁師・楸に近づくが、記憶喪失を装った時雨を自宅に住まわせてくれた剛胆な楸のそばは温かく、しだいに惹かれていった。しかしそんな矢先、村に連れ戻された時雨は、眷属に力を与えるためと雄に隷属する淫紋をつけられ、男どもに蹂躙されてしまう。楸を想い心は抗えど、快楽に呑まれ男の性を貪欲に享受する躰──。そして淫らな業を身に宿したまま、楸のもとに戻され…!?

定価:657円+税

ISBN:9784796409100

 
視淫に溺れる

発行:2015年11月28日

視淫に溺れる

沙野風結子/著  笠井あゆみ/挿画 

美貌の弁護士・篠束灯は視線を合わせることで人の精神を操る力を持ち、一族には“天人”と崇められていた。力のおかげもあり真実を見誤らない篠束は裁判で負け知らずだったが、ヤクザとも見紛う粗暴な検事・西賀に不正を疑われ突っかかられるようになる。力のことは一般人に知られてはならず、邪魔に思った篠束は自分の身体を餌に西賀を貶め支配しようとした。だが彼に力は効かず、荒々しく犯されてしまう。以来、不本意にも淫らな関係を繰り返すことになり──。

定価:657円+税

ISBN:9784796408011

 
愛と欲望のパライゾ

発行:2015年8月28日

愛と欲望のパライゾ

高岡ミズミ/著  笠井あゆみ/挿画 

3年前、両親を殺され、穏やかな日常を奪われた悠一。事件後は、親の仇である男・浅倉の愛人に仕立てられた。大手有名グループ企業のナンバー2である浅倉とは弁護士だった父の仕事相手として知り合い、以前は恋心すら抱いていたのに…。心は凍え、憎い男の腕の中で快楽に溺れる刹那だけ渇いた現実を忘れる。そんな日常を繰り返しながら、復讐の絶好の機会を狙っているが――!?

定価:620円+税

ISBN:9784796407656

 
蠱蝶の殉情

発行:2015年1月28日

蠱蝶の殉情

和泉桂/著  笠井あゆみ/挿画 

「おまえを俺の后にする」
男でありながら王女として暮らす苓鈴。他国への刺客となるべくその身を毒で満たし、接吻で殺められる“毒姫”に育てられた。だが国内で謀反が起こり、両親を喪った上に首謀者の神開という男に囚われ、結婚を強いられる。神開を屠ろうと初夜に臨んだ苓鈴だったが、なぜか彼に毒は効かず、男と知られてなお無垢な躰を拓かれた。
毒ゆえ敬遠され、親の温もりすら知らない苓鈴は、初めての熱と快楽にただ喘ぐことしかできず――。

定価:657円+税

ISBN:9784796406727

 
隠り世の姦獄

発行:2014年8月28日

隠り世の姦獄

沙野風結子/著  笠井あゆみ/挿画 

「どちらがいい? 他の人間が喰われるのと、その身を犯されるのと」 冤罪で死刑宣告を受けた建築士の萱野。刑務所で虚ろに過ごす中、個人教誨を受けることになる。現れた僧侶は端正な美丈夫。だが、彼は不思議な力を使い萱野を組み敷き蹂躙した。彼の正体は、紅い髪と瞳の鬼――。以来、訪れのたびに嬲り者にされるが、酷く穿たれながらも不思議と身体は淫蕩な悦びを覚える。なぜ自分がこんな目にあうのかと困惑する萱野だったが、前世の因縁があるようで…。

定価:620円+税

ISBN:9784796406116

 
山月記 朗読CD付

発行:2014年7月10日

山月記 朗読CD付

中島敦/著  笠井あゆみ/装画  小野大輔/朗読 

“人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短い”

旅の途中に襲ってきた人食い虎は、あろうことかかつての旧友だった。
博学才穎で自信に満ち溢れていた友人・李徴に一体何が起こったのか。
虎となった友が語る事の顛末とは―――
自尊心ゆえに獣に身を落とした友との再会を描く『山月記』、
軍人・李陵、歴史家・司馬遷、
李陵の友人・蘇武の数奇な運命を描く『李陵』ほか、
夭折の鬼才・中島 敦の代表作である『名人伝』『弟子』を収録。
声優・小野大輔が紡ぐ『山月記』名場面抜粋の朗読CDを封入。

定価:972円+税

ISBN:9784796405768